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本:限りある時間の過ごし方
なぜ読もうと思った?
- 効率の良い時間の使い方を知りたい
- 著者の言う「時間の使い方」とは何なのかを知りたい
- 自分の時間の使い方を客観的に判断できるようになりたい
本の概要
生産性を高めても、時間は生まれず、次から次へと仕事が舞い込んでくる。
このことから、生産性向上・効率化では時間を有効に使えないのは明らか。
また、将来のために「今」を犠牲にしている傾向が強い。
「今」を楽しんでこその人生なのに。
80歳を区切りとすると、人生は「4,000週間」しかない。
時間をいかに効率よく使うか、ではなく「自分の価値観」と向き合う時間をつくろう。
価値観を明確にすることで、今やるべきことが見えてくる。
「今ここ」に目を向け、人生を楽しもう
気づき・学んだこと
時間は有限であることを受け入れる。「やればできる」は幻想!
「時間があったら●●したい」と考えているだけでは、いつまでたってもその時間は来ません。実現に移せる人は、「その時間を生み出すために、今自分は何ができるか、何をすべきか」を考え行動しています。
人は未来の時間を過大評価する傾向にあります。例えば、「●●時間費やせば、この技能を習得できる」など。でも実際にその技能を習得できる人は一握り。なぜでしょうか?それは、
続けられないから。
挑戦しない限り、「可能性」は消えません。しかし月日が経ってから気づきまます。「あのとき●●していれば…」と後悔することに。
時間は有限です。まずはこれに気付くことから始まります。有限だからこそ、優先順位をつけて、自分が本当にやりたいことや必要なことにコミットしましょう。優先順位をつけずにいては、何もかもが中途半端になってしまいます。いろんなことをやってみるのはいいかもしれませんが、自分が思い描いていた未来からかけ離れたものになってしまっては、悔やんでも悔やみきれません。
人生は一度きり。自分の時間をどう使うか、改めて考えてみましょう。
課題を後回しにしない!部屋の整理をしたくなるのは「言い訳づくり」
学生の頃を思い出してください。テスト前になると、机周りの掃除をしたり、普段は手に取らないような漫画を読みふけってしまったりしたことはないでしょうか。私もその一人です…。
こういった行動をすることで、「勉強に手がつかなかった」と言い訳をします。自分を正当化するためです。
けれどこれは「自分が本当に向き合う課題から逃げようとした」結果に過ぎません。目の前の課題から逃げる言い訳をつくるために、上記のような行動をとりがちです。防衛反応に近いですね。
このような行動の先に何があるでしょうか?「やればできる」という見栄を心の支えとしている大人のできあがりです。
自分で書いていてやるせない気持ちになりますが…。改めて世の中を見渡してみてください。成果を出せている人はみな「やっている」。「やって」いなければ成果にはつながりません。当然のことだけれど、ほとんどの人はそれを見て見ぬふりをしています。
「今ここ」に目を向ける。時間の使い方ではなく、自分の価値観と向き合おう
私たちは社会の中で生活しています。そうしていると、どうしても人と比べてしまう場面が多々あります。「自分は周りの人と比べて取り柄がない。」「お隣さんは優雅な生活を送っている。それなのに私ときたら…」
でもここで立ち止まって考えてください。あなたの人生はあなたのもの。「周りからの評価を気にしない考え方」を装備すると、今よりもずっと、気持ちが楽になるはずです。
自分が楽しいと思えることに夢中になる。大人になると、夢中になる時間を確保するのは、子供のころほど容易ではありません。
短時間でもいいので、なにかやってみましょう。何のためにならなくてもいいんです。むしろ、役に立たないほうがいい。下手っぴなほうがいい。無駄を楽しむ。できない状態を楽しむ。そんな時間があってもいいのではないでしょうか。その時間のほうが人生を満喫しているかもしれません。
お金がたくさんあるとか、地位や名誉をもっていれば幸せだでしょうか?人生に勝ち負けはありませんが、「楽しんで人生を送っている」人の人生のほうがよさそうだと私は思っています。
そのためには、自分の価値観を知る必要があります。いろんな自己分析ツールがあるので、それらを参考にしてみるのも良いと思います。自分が考えていることや自分の心の中を言葉にしてみましょう。
私の行動指針!
現実を受け入れる。時間には限りがあることを。
→「やればできる」という幻想を捨てる。やると決めたらとことんやる!
課題を後回しにしない
→「テスト前の掃除」は言い訳づくり!課題から逃げようとする自分に気づく
目的のない行動・趣味をもつ
→人のためではなく、「自分のため」の時間を設けよう
(心の底から『楽しい!』と思えることを見つける・打ち込む)
まとめ…1度きりの人生。自分自身が「楽しかった!」と言える人生にしよう!
時間の使い方は人生そのもの。それに、人生は1度きり。せっかくこの世に生まれたのだから、どうせ生きるなら楽しいほうがいい。
そのためには自分の価値観を知る必要があります。まずは一度立ち止まり、楽しいと思えることを思い描いてみましょう。
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